ツーリング【全日本ロード応援ツーリング】に行ってきました

半年以上ぶりのYSPツーリング

20日の日曜日はYSP大分は臨時休業。・・というのもオートポリスで全日本ロードレースの九州大会があるのです。

全日本ロード JSB1000は、ヤマハが強いカテゴリーのレース。

YSPのエクスクルーシブモデル、YZF-R1が活躍しているとなれば、応援しにいかないわけにはいけません。コロナのせいで今年は全然見に行けてなかったのですが、およそ1年ぶりの全日本ロードにツーリングで行くことになりました。

今回、ご参加いただいたのは私たちのほかに久々のツーリングにご一緒いただいた4名の方。いつもご参加ありがとうございます。

今回、コロナウィルスの影響で、ツーリングへのお声がけもあまり積極的にできませんでした。

当然いつもよりは少ないですが、それでもチケット販売、YSP全体では90名ほどになったそうで、こんな時期だからこそ見たい人は案外多いのかもしれません。

今回、レース以外の抽選会などのイベントができないため、ツーリングも少しゆっくりめのスタート。お昼前に到着する予定で出発します。朝ゆっくりなのは助かりますね。

9月も後半ですが、風も涼しく、景色もまだ緑が多く、バイクで走るのは快適。

気が付けば空もすっかり秋の空。いろいろありすぎてなんかあっという間の2020年でしたが、「バイクで走る楽しさ」だけは以前と何も変わってなかったのが救いです。

猛暑も落ち着いて、一時期のように豪雨が毎週のように来るということもない今。しかももう少しすると山はむしろ寒くなりそうですね。標高があがるほどにそれを感じます。

もしかすると、こっち方面は今が夏服で気持ちよく走る最後のチャンスかもしれません。

週末のイベントはお天気が気になるものですが、この日について言えば、久々にお天気の心配のなさそうな晴れのお天気、バイク日和な一日でした。

それも手伝ってか、もしくはシルバーウィークの4連休だからなのか、ツーリングルートはどこも車やバイクでいっぱい。渋滞するくらいの人出です。自粛を強いられてたまったものを発散するべく、みなさんここぞとばかりに出かけてきたようです。

瀬の本の三愛レストハウスでは、なにかのイベントもあったのか。ものすごい数の車。

こんなに集まっているのはちょっと見たことないですね。

チケット買ってなければ、ここで一日過ごしても楽しいかもしれませんね。

キャンプを楽しむ人も多かったようで、ここ瀬の本以外でもテントやキャンピングカーをたくさん見かけました。

3密になりにくいということで今アウトドアがブームらしいですね。

そして、久々のオートポリスへとやってきました。

コロナで県外にいくなと指示のある会社もあったりで、さすがに例年よりは人は少ないようですが、それでも考えていたよりも多いんじゃない?

やっぱり九州のレースファンは、私たち同様にこのイベントを待っていたんでしょうね。

さてここに来たら、やっぱり食べ物を楽しむのは外せません。

「九州うまいもんストリート」はいつもより出店は少し少ないものの、あいかわらず美味しそうなものがたくさんそろっています。

お昼前には人気店はけっこうな行列でにぎわっていました。

こちらは私が食べたお昼ご飯、日田ホルモン焼きうどんとげんこつメンチ。

全般に単発だとちょっと足りないので、合わせ技での注文がおすすめ。いろいろ食べれるからそのほうがいいっていうこともあります。

到着してまもなく、「ピットウォーク」が開始。

今年はコロナ対策で入場できる人数もあらかじめ制限されているのですが、それでもけっこうな人数がいます。せっかく来たらピットウォーク行きたい、という人が多いのでしょう。

なかなかの賑わいでした。

さらに入場者にはこのような「フェイスシールド」が渡されます。

マスクに組み合わせて使うものなんですって。徹底していますね。でもちょっと息苦しい。

冗談でシールドが曇るんで「ピンロックシートを付けてやろうか」なんて声もありました。

ピットウォーク中もソーシャルディスタンスが徹底されています。テープで仕切られて直接は近づけないようにしているんです。

距離感のあるピットウォークですが、こんな非常事態にもかかわらずファンサービスで実施してくれたのがありがたい。

最初はピットウォークはできないって話だったんですが、知恵を絞って実現しました。

ライダーも、それ以外の人もみんなマスクをしています。

さてこちらヤマハファクトリー、昨日開催されたレース1はエース#1中須賀、#3野左根の二人が激しい争いの末、野左根が優勝。

ゆえに地元、中須賀は巻き返したいはずです。今日も昨日同様に1.2フィニッシュが期待されます。

パドックもまわってみました。例年よりはエントラントが少ないのかスペース的にゆったりした印象でした。

でも観客は多かったですよ。

そしてST1000に続いてJSB1000のレ-スが開始されました。

ホンダの#17清成選手がリードするものの、ヤマハの二人も追走、激しいレースが序盤から終盤にかけて続きます。

そしてヤマハの二人が抜けだし、最終ラップまで首位を競うものの、最終コーナーでまさかの接触、中須賀選手のコースアウト転倒で野左根選手が4連勝を達成しました。

接触はいささかラフファィトだったため、遺恨を残すかと思われたのですが、その後の話ではチームメイト同士和解できたのだとか。

写真はゴール直後の野左根選手。ガッツポーズもありません。

接触は残念ですが、これで野左根選手はランキングトップを独走となります。短いシーズンながら年間チャンピオンにむけて着々と進んでいる印象です。

若手といわれつつも中須賀の陰に隠れている印象の強い選手ですが、着実にステップアップしてきた野左根、今年は飛躍の年になるのでしょうか。

久々のサーキット、レース用バイクのどこまでも回るエンジンの音を聞いていると、本当に気持ちいいのです。バイク乗りにとっては至福の音ですね。

およそ1年ぶりのレース応援イベントでしたが、我慢の一年だったからこそ、その分倍返しで楽しむことができた一日でした。家に閉じこもってないで足を運んでみるものですね。

来年は、このようなイベントが気兼ねなく楽しめるようになっていたらと思うばかりでした。

今回ヤマハバイクレンタルのトレーサー900をレンタル。久住方面ルートでの乗り心地は最高。

ヤマハブースはエクスクルーシブモデルのR1Mとテネレ700、そして話題のトリシティ300が展示。

この日ツーリングはすごく多かった。みなさんヤエ―率高い。

カワサキブースにはスーパークロスチャンピオン エリ・トマックのKX450。

会場には乗馬のブースも。体験乗馬ができる。

ヤマハファクトリーのR1には「YSP」の新しいロゴのステッカー。

YPJの新型、YPJ-MT PROも展示。なにやらすごいパワーがあるオフ系アシスト自転車らしい。

今回、密を防ぐために座席は指定でした。こんな指定券をもらう。

ソフト+コーヒーゼリー、ソフトクリームは濃厚で美味しかった。

夕方になった帰りがけは15℃と薄着ではむしろ寒い。

阿蘇の夕焼けは別格。今こそ九州以外の人に見て癒されてほしい。

あまりにも瀬の本が渋滞してるので小国まわりでオートポリスへ。いつもとは違うルート。

三愛レストハウス、クシタニカフェ周辺