その他・雑談雨の日にバイクで走るということ 〜「走る瞑想」とお手入れのすすめ〜

バイク乗りにとって、雨の日のツーリングはできれば避けたいもの。視界が悪くなるし、路面は滑りやすいし、カッパを着てもどこか濡れてしまうし…。
誰もがそんな経験をして、「雨か…今日はやめておこう」と思ったことがあるのではないでしょうか。

でも、ふと気が向いて雨の中を走ってみると、そこには晴れの日とはまったく違う世界が広がっていることに気づきます。

今は梅雨時、雨がせっかく降っているのなら、時にはそれを味わいに行くのもまた一興というものです。


雨の日にしか見えない景色と空気

しっとりと濡れた緑。
アスファルトに映る灯りや、雨粒が流れるヘルメットのシールド。
どこかひんやりとして静かな空気、濡れた木や土の匂い…。

五感を澄ませて走ると、雨の中には独特の風情や美しさがあります。
走っているうちに、だんだんと余計な考えが消えていき、気づけばただ目の前の景色と、自分の操作だけに集中している。
これはまさに、「走る瞑想」とも言える感覚です。


雨上がりはバイクとの時間も大切に

そんな雨のツーリングが終わったら、もうひとつ大事な時間が待っています。
それが「走ったあとのお手入れ」。

雨の中を走ると、バイクには思った以上に汚れや水分、時には油分や融雪剤のようなものが付着しています。
これを放っておくと、錆び・劣化・不具合の原因になってしまいます。


雨のあとにやっておきたいお手入れ

  1. 水洗いで泥・汚れをしっかり落とす
     水道水でフレーム下、足回り、チェーンまわりは念入りに。
  2. チェーン洗浄と注油
     雨でグリスが流れていることが多いので、チェーンクリーナーで洗浄後にしっかり注油。
  3. 電装部やブレーキの乾燥
     水が溜まりやすい場所は拭き取り+できればエアブロー。
  4. 仕上げに柔らかいタオルで全体を拭き上げ
     水滴が残っているとシミや錆の原因になります。

雨だからこそ、バイクとの時間を深められる

雨の中を走るというのは、少し勇気のいる行動かもしれません。
でも、一歩踏み出してみると、そこにはいつもとは違う自分とバイクの世界があります。

そして、帰ってからの洗車やメンテナンスもまた、バイクとの大切な時間。
一緒に雨の道を走ってくれた愛車に感謝しながら、丁寧にケアしてあげることで、次の晴れの日もまた気持ちよく迎えられるはずです。

雨を好んで走ることはないのかもしれませんが、たまにはあえて走ってみると、あなたのバイクの世界を広げてくれるかもしれません。