
毎年この時期は、オフロードファンにとって楽しみな季節。そう、新型モトクロッサーの発表の時期です。
ヤマハからも2026年モデルのYZシリーズが海外向けに先行発表されました!
日本国内でのリリースは例年どおり少し後になると思われますが、今年も非常に注目すべきポイントが盛りだくさんです。
■ ついに油圧クラッチ標準装備!2026 YZ450F

まず最大のトピックはYZ450Fへの油圧クラッチ標準装備。
これまで海外GYTRのオプションパーツでしか装着できなかった油圧クラッチが、いよいよ純正標準装備として搭載されました!
油圧化により、
- レバー操作が格段に軽くなる
- 長時間のライディングでも疲れにくい
- 遊びの変化が少なく安定したクラッチ操作が可能
これだけでも大きな進化ですが、2026年YZ450Fはその他にも各部に大幅な改良が加えられています。
■ エンジン
- 吸気ポートの形状見直しで、低中速のレスポンスアップと高回転域のパワー維持を両立。
- エアクリーナーボックス内にレゾネーターを追加、吸気音を低減しながらフィーリング向上。
- 排気系にもレゾネーターを新搭載し、音量規制対応とともに中速域の力強さをアップ。
■ フレーム
- フレーム剛性バランスをさらに最適化。
- ダウンチューブ内部形状や肉厚を再設計し、ヨー剛性・ねじれ剛性を緻密に調整。
- フロントの安定感と接地感がより高まり、ハイスピードコーナーでもラインがぶれにくくなりました。
■ サスペンション
- フロントは新フレームに合わせた新セッティング。
- リアショックはKYBとの共同開発による新型。
- ベースバルブピストンが24mm→28mmへ拡大、減衰特性の細かいコントロールが可能に。
- 圧側に手動アジャスターも装備し、現場での素早いセット変更ができます。
■ 450Fは意外と扱いやすい?
「450なんてパワーがありすぎて自分には無理…」と思っているライダーも多いと思います。
しかし今のYZ450Fは**「Power Tuner App」**によって簡単に出力特性を変更可能。自分のスキルやコース状況に合わせた“ちょうどいいパワー”にすぐ調整できます。
しかもYZ450FはYZ250Fと比べても車重はさほど変わりません。トルクが十分あるので高回転まで回さなくても粘る、登る、進む。
回転を上げない=暴れにくいというメリットも大きく、特に滑りやすい路面では450の良さが実感できます。
■ YZ125:着実な進化を続ける2ストローク

2ストロークモデルのYZ125も各部がリファインされています。
- 吸気システムの設計変更、吸気口拡大。
- 点火マッピングも最適化。
- キャブセッティング全面見直し(ニードル・メイン・パイロット・パワージェットまで再調整)。
結果、よりリニアでフラットなパワー特性となり、特にコーナー立ち上がりのトラクションが向上しています。
初心者からエキスパートまで幅広く楽しめる125らしい仕上がりになっています。
■ ヤマハ70周年記念カラーが登場!
今年のYZシリーズで注目されているもう一つのトピックがこちら。
ヤマハ創立70周年を記念して、**特別カラー「70th Anniversary Edition」**が設定されています。
ホワイトベースにレッドストロボのグラフィックは、1998年に初めてYZ400Fが登場した時のカラーリングを彷彿とさせるデザイン。
「おっ、このカラーは懐かしい!」と感じる方も多いのではないでしょうか。
YZ450F、YZ250F、YZ250、YZ125の各モデルにこの限定仕様が用意されます。
■ 海外価格(日本国内は未発表)
現時点では日本向けの価格・発売日は未発表ですが、参考までに海外(北米)での価格は以下の通り。
| モデル | 標準モデル | 70th Anniversary Edition |
|---|---|---|
| YZ450F | $15,749 | $15,949 |
| YZ250F | $8,899 | $9,099 |
| YZ250 | $8,099 | $8,299 |
| YZ125 | $7,199 | $7,399 |
※日本では車両仕様・諸経費が異なるため、国内価格はまた別途発表されると思います。
■ まとめ
2026年モデルYZシリーズも、まさに「正統進化」といえる仕上がり。
- YZ450Fは油圧クラッチの搭載によりさらに扱いやすさとコントロール性が向上。
- 2ストのYZ125もセッティング変更で乗りやすさアップ。
- 70周年記念カラーも往年のファンにはたまらない仕上がり。
日本での正式発表を心待ちにしつつ、今から乗り換えを検討しているライダーも多いのではないでしょうか?
今後の国内情報も入り次第、またお知らせしたいと思います!