イベント全日本モトクロス選手権 第5戦 HSR九州に行ってきました!

ジェイウィルソン、年間チャンピオン獲得の日に応援団長店

10/9(日)熊本県大津町のHSR九州にて全日本モトクロス選手権が開催されました。春の大会に続いて2回目、第5戦ですが、ここを除くと残り2戦。クラスによっては年間チャンピオンも決まる終盤戦の大会です。

雨は途中少し降りましたが、開催中はほぼ影響なかったものの、気温が下がる季節ゆえにバイクでのツーリングは中止、

こちらの”キャンピングカー”で現地までスタッフ一同移動し、そのほか来場のお客様は現地集合となりました。帰りは寒い雨だったので、車でよかったなぁと胸をなでおろしたところです。

さて時系列ではないですが、現地撮影の写真で、当日のいろいろご紹介します!

ヤマハブースには用品販売、およびYZシリーズの展示が今回もありました。個人的には新型の450が見たかったけれど、この日は残念なことになかったです。
ただ、ここにはYZ450FMファクトリーマシン”外装”装着車がおいてありました。ん・・!?説明書きを見るとこれは外装だけのはずですが・・・よく見るとそうでもなさそう。
おお、今話題の電子制御ステアリングダンパー(?)ESPが装着されています。これ外装だけじゃなくて中身も本物のファクトリーマシンですね。さわってはダメなバイクですが、かなりそばで見れました。これだけでかなりタイム縮まるらしいですが、いつか乗ってみたいです。
会場にはYOUTUBEのライブ配信もモニターで放送していました。生観戦だとコース一部しか見えませんが、こういうのがあるとコース全体とレース展開が把握できていいですね。もちろん会場に観戦に来れない方が自宅で見る事ができる点でも、よい時代になったなぁと思うのです。あとはオートポリスにあるような順位の電光掲示板があればわかりやすいですね。
展示されていたのはホンダエルシノアCR250M、そしてヤマハMX250。ともに1972年式です。この年、市販モトクロッサーが日本で初めて販売されたそうで、今年でそれからちょうど50年になるそうです。
50年先の未来、当時、今のモトクロッサーのようになると誰が想像できたでしょう。
このバイクが発売されるまでは普通の公道車DT1を改造してキットパーツを装着してレーサーにしていました。このMX250から完全なレーサーになったんだそうです。ヤマハといえばモノクロス(1本サス)ですが、これはまだ2本ショックなのでそれより前の世代のバイクですね。
こちらはヤマハファクトリーのピット、様々な工具、タイムスケジュールの黒板などレースの現場の緊張感の中でもくもくと整備が進められていきます。特にIA1は今回3ヒートなので、整備も余分に増えることになります。メカニックは洗車も含めて大変です。
お昼休みにはライダー達との記念撮影もありました。こちらはYSP大分スタッフだけで撮影した写真。ライダーは今回無敗でチャンピオンを決めたジェイさんです。あのモンスターのような速さと優しい笑顔、どうしても同じ人には思えない・・・
とはいえそのジェイ選手、あららなんとヒート1のスタートではしっかり出遅れています。1コーナーでは中盤よりさらに後ろだったのですが、わずか1周終わる前にもう4番手くらいまで挽回していました。魔法みたいですね。あまりに早いリカバリーに、実況解説も出遅れていたことにすら気が付かなかったようです。
もともとESP(電子制御ステアリングダンパー)の開発のために来ているという彼、オーストラリア人で、90年代に日本を走っていた同国のエディーウォーレン(私も当時一緒のクラスでした)に教え受けていたことがあったそうで、その影響もあり日本に来たのだとか。今回までただの一度も負けなしで九州でチャンピオン獲得を決定しました。
コースはもともとの土の上にダンプ40台ともいわれる砂を搬入、練習とは別のコースではないかと思えるほど変化していました。雨の影響もあり、轍が深く国際A級であっても難しいコンディションではなかったかと思います。動画はジェイ選手、コンディションのよいときはここを3-3でクリアしていきます。
IA1のファクトリーの#2富田俊樹選手、#4渡辺祐介選手も好調ですべてのヒートでトップ争いをしてくれました。#2富田選手はランキングでもトップでこのままいけばチャンピオンは間違いなさそう。渡辺選手は今年苦戦が続きますが、ここ九州では調子もよさそうでスピードの乗った走りを見せてくれました。
#8星野優位選手が乗るYZ450Fは2023年モデル、先日発表されたばかりでブルークルーの試乗会が全国ツアー開始となったばかりです。軽量、コンパクト、なおかつ高回転までまわるエンジン。市販車では最強でないか、と言われております。レースではファクトリーのヤマハとともに1時トップ3の走りを見せました。
レディースもファンが多いレースです。先日、名阪でも優勝した#3久保まな選手、と#1川井麻央選手のトップ争いの差はゴールでわずかこれだけ。女性だからというだけでなく、レースとしても男性クラスに負けない内容の濃いものでした。男女とわず推しのライダーを見つけて全国観戦するなんていうのも楽しいかもしれません。
レディスのヤマハライダーでは#2本田七海選手、予選は好調でしたが、本番では転倒があり、後方からの追い上げ。しかし最後は3位表彰台まで挽回。最近このクラスにも少ない2サイクルサウンドを上位争いに響かせました。もちろん女性ですが、ライディングフォームは”男前な”かっこいい選手なんです。
富田選手は3ヒート制の今回、見事に完全勝利。トップにでても安心してみていられる安定感ですした。のこりの2戦、このままいけばヤマハに成田選手以来久々のチャンピオンをもたらすのは確実視されています。残り2戦の戦いが注目されます。現地に行けない方はYOUTUBEでライブ観戦できますので、ぜひご利用いただき、最寄りのラウンドの際には生で観戦されるのをおすすめします!

第5戦レースのライブ中継録画はこちらをどうぞ