当店はヘルメットメーカーSHOEIの認定店です
日本を代表するヘルメットメーカーSHOEI。
ヘルメットは安全具。実はこちらは誰でも自由に販売ができるというわけでなく
販売するためにはSHOEIの講習会を受け、
認定された人間がそのお店にいる必要があります。
その上で商品をきちんと在庫してあることなど、
様々な条件をクリアしてはじめてSHOEIのヘルメットを取り扱うことができるのです。
少し前の話にはなるのですが、そのSHOEI講習会に行ってきました。
ヘルメットについていろいろと面白いお話が聞けましたのでご紹介します!
なんとヘルメット生産の8割は海外向け

SHOEIのヘルメットは、日本メーカーですが、当然販売は日本だけでなく、
世界中へと輸出されており、今や生産数の8割は海外向けなのだそうです。
かつての世界選手権(今はMotoGp)は
使うヘルメットのほとんどが日本製だった時代もありましたが、
最近では海外メーカーも増えてきました。
しかし”マルクマルケス”をはじめ、品質の高さから日本製ヘルメットを被るライダーはいまだに多いのだとか。
ちなみに下の写真はマルケス本物、実際に本人が被ったものなんだそうですよ。
ヘルメットは国ごとに仕様が違う

ちなみにヘルメットの規格はおおよそ国ごとで違い(米国、欧州、アジア)
日本ではJIS規格(1種.2種)があります。
国ごとで違うのですから、日本で普段かぶっているヘルメットを
もし海外に持っていっても規格がちがう、つまりそこでは規格外のものであるということです。
つまり海外ツーリングでは、持っていった自分のヘルメットが規格違反ということもあるのだとか(罰則などはないと思いますが)
逆に言えば、海外で流通しているヘルメットを日本の規格をとおさないままに
輸入しても日本で販売はできない、ということでもあります。
熟練した工員でないとできない作業

SHOEIのヘルメットは、現在茨木県と岩手県の二つの工場で生産されています。
ちなみに岩手県の工場はモトクロス全日本の会場でもあった藤沢スポーツランドのすぐ近くだったかと思います。
茨木工場が”X-fourteen”、”ネオテック”など少量生産品目および開発拠点として、
また岩手工場は、海外向けの大量生産を主におこなうのだそうです。
行程によっては、かなり熟練した工員でないとできない作業も多々あるそうで
特にグラフイックモデルの転写の貼り付けなどは、
ちょっとやそっとではできないくらいの難しさなのだそうです。
海外販売が主なため国内向け生産は少ない

一日あたりの生産数は両工場でも2000個。実はそのうち国内向けはわずかに400個で計算すると2割程度です。
その中でさらにサイズ違いなどを作成するので、日本向けへの生産は少ないのですね。
だから、春先の需要期むけは前年秋までにまとめて注文をとって
それを卸屋さんから、販売店に向けて適時入荷していくのだそうです。
特に近年は、どうしても海外の生産が主となるためか
国内のSHOEIヘルメットは品薄になっているのだそうです。
安いヘルメットとは素材からして違う

さてヘルメット内部の”ライナー”は発泡スチロール製、
これは安定して衝撃を吸収しなおかつ「軽い」素材が、他にはないからなのだとか。
そして、その外側のかたい部分”シェル”で構成されます。
ホームセンターなどの安いヘルメットのシェルはABS樹脂などで作られており
これは安く簡単にできるかわりに強度が弱くなっています。
逆にSHOEIなどのヘルメットは、ガラス繊維、ケブラー、
またはカーボンなどを使い強度をあげています。
軽くて強い素材、価格の差はここにも理由があるというわけです。
JAXA(宇宙航空研究開発機構)に借りず、自前で工場を作った

またSHOEIのヘルメットの品質が高い理由のひとつに
”風洞実験室”を自社で所有していることがあります。
JAXA(宇宙航空研究開発機構)で借りるという手もあるのですが、
半年前から予約しなくてはいけない上に借り賃は50万円ほど、
それでは自由な開発ができないため、専用の実験室を作ったのです。
ここで”風切り音”や高速時の”ヘルメットのブレ”などを常時確認しつつ、
高品質なヘルメットの開発に活かしているのだそうですよ。
ヘルメットは正しい使い方を熟知したお店から買ってほしい

今回、SHOEIが講習会を開催したのは、
お店やお客様にヘルメットの正しい知識を理解してもらいたいからだそうです。
最近は通信販売で説明もないままに手に入れるケースも多く、
ともすると「あごひも」の締め方すら知らずに使っているケースもあるんだとか。
アドバイスなしだとサイズが合わない、長持ちしない、さらに危険な場合もあるので
SHOEIヘルメットは正しい使い方を熟知したお店から買ってほしい・・ということで
このような認定制度を設けるきっかけになったのだそうです。
ぜひSHOEI認定店のYSP大分でどうぞ

私も今回、あらためて講習で教えていただいたことには、
新たな発見も多々あり、ヘルメットへの理解が深まった一日でした。
特に”ヘルメットの選び方”、”管理の仕方”は重要なこと、
これらをしっかりお客様にお伝えすることで、正しいヘルメット選びに
活かしていただけたなら、と思いました。
SHOEIヘルメットをお買い求めの際は、
ぜひSHOEI認定店のYSP大分までご相談ください!