バイクに乗るなら、何より「決断」が大事!

バイクの魅力とリスク

バイクはとても魅力的な乗り物です。自由な感覚、爽快な加速感、車とは違う一体感――バイクの魅力は語り尽くせません。

しかし同時に、バイクはリスクも伴う乗り物です。事故のリスクや、維持管理の手間、そして購入費用など、さまざまな課題をクリアしなければなりません。

「いつか乗りたい」から抜け出せない人の心理

実際に、「いつかバイクに乗りたい」と思いながらも、具体的な行動を取らないまま何年も過ぎてしまう人がいます。資金の準備や家族の理解を得るといった現実的な問題を先送りにし、「そのうちなんとかなるだろう」と考える人もいますが、それではいつまで経ってもバイクに乗る日は訪れません。

ある年齢以上になると10年などはあっという間です。そして年を重ねた分は体力も落ちる傾向に。さらにさまざまなことに対して反応も鈍くなり、バイクへの適性からずれてしまいます。

これも決断できなかった結果により、おこることです。

免許取得にも決断が必要

バイクに乗るには当然免許が必要ですが、免許を取得するという行動にも決断力が求められます。教習所への申込み、時間の確保、学科や実技の練習など、どれも主体的に動かなくては進みません。

勉強しなくてはいけないので、めんどくさいというのもあるでしょう。でも、その先の楽しみのために頑張るものなのですが。

「いつか取得しよう」と考えるだけで具体的に行動しない人は、結局免許を取ることなく諦めてしまう場合が少なくありません。

購入に向けた具体的な決断を

本当にバイクが欲しい、必要だと感じているなら、「決断」が必要です。まず資金をどう工面するか具体的に考える、ほかにも家族にどう理解してもらうか話し合いの計画を立てる、どのモデルを選ぶのかバイクショップで情報収集をする、など、具体的な一歩を踏み出さなければ何も進みません。

運転中にも求められる決断力

そして、バイクは実際に運転する際にも「決断力」が非常に重要になります。走行中に予想外の状況が起きたとき、「右に避けるのか」「左に曲がるのか」「ブレーキをかけるのか」といった判断を瞬時に迫られます。この時、決断力がなく迷ってしまうと、重大な事故につながりかねません。

私自身の経験からも、走行中に想定外の出来事が起きると、人はえてしてパニックになりがちです。どちらかに素早く避けさえすれば事なきを得たのに、迷っているうちに突っ込んで大事になってしまうことがあります。

私も頭が冴えている時は瞬時に適切な判断ができますが、調子が悪い時はそうはいきません。また、レースで速いライダーは例外なく決断力が鋭いです。何の躊躇もなく正しい行動を機械のように行います。

決断の連続を正確に、しかも素早く繰り返せることが、レースを走るライダーの求められる適性と言えるのでしょう。

購入時と運転時の決断力のつながり

つまり、購入する段階で迷いがちな人。決断力を発揮できない人は、運転そのものにも不安が残ります。迷いが生じる心理は体の硬直や判断の遅れを生み、リスクを増大させるのです。

人生の選択として考えるバイク

もちろん、人生には他にやりたいことや、ほかに必要なお金の使い道もあるでしょう。バイクに必ずしも乗る必要はありません。しかし、「自分にとってバイクが必要だ」と感じるのであれば、バイクに限って言えば早い段階で決断し具体的な行動に移すことが何より大切です。

バイクに長く乗っている者からすれば、迷うくらいなら乗らないほうよいのでは?と思っているかもしれません。バイクとはつまりそういうものだと思います。

バイクライフと人生を豊かにする「決断力」

結論として決断することができないというのは、バイクという乗り物においては最大の障害になり得ます。逆に決断力を身につければ、バイクライフだけでなく人生そのものも豊かになります。決断力とはバイクにとって欠かすことのできない適性なのです。

バイクとは決断力を試され、鍛えられる乗り物です。それができて、さらにバイクに乗り続けることができるということに、満足や喜びがあるのだと思います。

あなたがバイクを本当に欲しいと思うなら、ぜひ小さなことからでも具体的な一歩を踏み出してみてください。