
バイクと過ごす時間が、人生をより豊かにする。
バイクに興味があるけど、どうしようかな…… お金ができてからにしようかな…… 時間ができたら考えようかな……
そんなふうに迷っている人は多いかもしれません。 でも、ひとつ言えることがあります。
「乗りたいなら、乗れるうちに乗れ。」
バイクにあまり興味がないのならこういう話は必要ではないですが、バイクを必要としている人にとっては自分の人生がどう輝くか、にかかわる大きな問題です。もし乗れなくなった時、そこで頭に浮かぶのはバイクであちこち旅をすればよかったという後悔かもしれません。
なぜなら、人生は思ったより短く、いつでも乗れると思っているうちに、乗れなくなる日が必ず来るからです。
そのうちに……と思っているうちに
ある70歳の元ライダーの言葉を紹介します。
「振り返ってみれば、一番の後悔は、もっと自由に乗れるうちに走っておけばよかったということだな。 元気なころは、いつでもバイクに乗れると思い、仕事や家庭のことに忙しく、乗るのを後回しにしてしまったよ。
年を取ってくると、体力や判断力が思いのほか落ちるもので、ある日突然、乗る自信がなくなってしまったんだ。 それに病気が体を蝕むにつれて、自由にバイクに乗るという単純なことが、とても贅沢なことだったと気づいたよ。
今思えば、もっと旅をすればよかった。 知らない街へ、気軽に一泊ツーリングにでも出かければよかったな。 友人と一緒に走る喜びをもっと大切にすればよかったし、無理してでも仲間と過ごす時間を増やせばよかったと痛感している。
バイクというのは不思議なもので、単なる移動手段ではなく、心そのものを自由にしてくれる存在だった。 乗れなくなったことで、その自由を失い、自分がずいぶん窮屈になった気がしたよ。
君も、乗れるうちに思い切り楽しむといい。 「いつか」なんてものは、本当はどこにもないのだからな。」
お金や時間の問題だけではない
バイクに乗れなくなる理由は、お金や時間の問題だけではありません。
「そうだな、お金があるとかないとか、時間があるとかないとか、そういう問題だけじゃないんだ。
実際、お金があっても乗れなくなることはあるし、時間があっても体が動かなくなることはある。 逆に、お金がなくても工夫次第で乗れるし、時間がなくても少しの隙間を見つけて乗ることはできる。
でも、「乗れる自分」がいなくなったら、もうどうにもならないんだ。
バイクにまたがる体力がない、視力や反応速度が落ちて怖くなった、病気でバイクを動かせない――そんな日が来ると、どれだけ時間やお金があっても、もう乗れない。
だから、お金や時間を理由に「また今度」と先延ばしにしているうちに、「乗れる時期」そのものが過ぎ去ってしまうことが一番怖いんだよ。
バイクに乗るっていうのは、単なる趣味じゃなくて、“自由を感じる時間”だ。
その自由を味わえるうちに、存分に味わっておかないと、あとでどれだけ悔やんでも取り戻せない。」
乗れない理由を探している暇はない
「乗れない理由を探しているうちに、本当に乗れなくなる日が来る」
「仕事が忙しい、家族が心配する、お金がかかる、天気が悪い、体調が万全じゃない…… そうやって理由を並べて、「まあ、また今度でいいか」と先延ばしにする。
でもな、その「また今度」は、ある日突然、永遠に訪れなくなるんだ。
家族のせいにするのもよくない。 「家族が反対するから」「子どもがいるから」「嫁さんがいい顔しないから」――そう思っているうちに、家族が応援してくれたとしても、もう自分が乗れなくなっている なんてこともある。
本当にバイクが好きなら、自分がどうしても乗りたいんだという気持ちを大事にして、乗れる方法を考えればいい。 家族と話し合って理解を得るもよし、限られた時間の中で乗る工夫をするもよし、何かしらやり方はあるはずだ。
時間はあっという間に過ぎていく。
俺は、後回しにしたことで、「乗れるはずだった時間」を失ったことを一番後悔している。
だから君には、「乗れるうちに乗れ」と強く言いたい。
「そのうちに」は、永遠には続かない。 乗れるうちに、乗るんだ。」
乗りたいなら、思い切って乗ろう
迷っているなら、まずは乗ってみることです。
・免許を持っていないなら、今すぐ取りに行く。 ・お金が厳しいなら、中古でもレンタルでもいいからバイクに触れる。 ・時間がないなら、短時間でも乗る。 ・家族が心配するなら、安心してもらえるように安全装備や運転に気をつける。
バイクは、乗れるうちに乗らないと、いつか乗りたくても乗れなくなります。いろいろな条件を揃えたとて乗れる時間は一生のうちでごくわずかかもしれません。
だからこそ、「乗りたい」と思いたったなら今が、一番のタイミング です。
乗れるうちに、乗ろう。 それが、未来の自分への最高のプレゼントになります。