
トルクは約2倍!坂道で思わず笑ってしまうほど楽になる『新基準ジョグ』の正体
こんにちは!YSP大分です。
今日は、日本の街角を支え続けてきた「50ccバイク」の大きな転換点と、ついに登場する新基準原付「JOG ONE(ジョグ・ワン)」についてお話しします。
「50ccがなくなるって本当?」「新しいのは何が違うの?」という疑問を、数字を交えてスッキリ解消していきましょう!
なぜ、長年親しまれた50ccは生産終了になるのか?
結論から言うと、理由は「世界一厳しいと言われる排ガス規制」にあります。
小さな50ccのエンジンで、最新の環境基準をクリアし続けるには、非常に高度でコストのかかる浄化システムが必要になります。これを従来の価格帯で維持することが技術的に限界に達したため、2025年をもって従来の50ccは役割を終えることになりました。
そこで生まれたのが、「125ccのエンジンをベースに、パワーを制限して50cc枠で乗れるようにした」新基準原付です。
数字で見る!「JOG ONE」と「従来のJOG」徹底比較
「125ccベースってことは、重くなるだけで損じゃない?」と思われるかもしれません。
ですが、スペック表を読み解くと、実は「登り坂」や「走り出し」に圧倒的なメリットがあることが分かります。
| 比較項目 | 従来のJOG (50cc) | 新型 JOG ONE (新基準) |
| エンジン排気量 | 49cc | 124cc (ゆとりのサイズ) |
| 最大トルク | 4.1N・m / 6,000rpm | 7.7N・m / 3,000rpm |
| 最高出力 | 3.3kW (4.5PS) | 3.5kW (4.8PS) |
| 車両重量 | 78kg | 95kg |
ここが技術者の注目ポイント!
最高出力は法律に合わせて50ccと同等に抑えられていますが、注目すべきは「トルク(蹴り出す力)」です。 新型は、従来の約1.9倍のトルクを、しかも半分の回転数(3,000rpm)で発生させます。

新基準原付になって良くなる「3つのメリット」
「数字だけじゃ分かりにくい!」という方へ。実際の走行シーンではこんな恩恵があります。
1. 坂道が「激変」します!
山間部にお住まいの方や、通学路にきつい坂がある学生さん、朗報です。
これまでの50ccが「頑張れ…!」とエンジンを回して登っていた坂を、JOG ONEは低い回転でトコトコと力強く登ってくれます。追い越し車線のない坂道での安心感が違います。
具体的な地名をあげれば、地形的に坂が多い「別府」は、このトルクがすごく助けになりそうですね。
2. 125cc譲りの「安定感」
車体が大きくなり、タイヤも一回り太くなりました(80mm→90mm幅)。
これにより、スピードを出した時のふらつきが減り、大型トラックの横を通り過ぎる際の風圧にも負けにくい「どっしりとした乗り心地」を手に入れました。
3. エンジンが長持ち
125ccの余裕あるエンジンを、わざと「抑えて」使っています。人間に例えれば、全力疾走ではなく「余裕のウォーキング」で走っているような状態。エンジンへの負担が少なく、長く大切に乗っていただける設計です。
購入前に知っておいてほしいこと
正直にお伝えすると、車体が大きくなった分、重量は17kg重くなりました。
小柄な女性や高齢者の方は、センタースタンドを掛ける際に少しコツが必要になるかもしれません。でもご安心ください!YSPの店頭で、軽い力でスタンドを掛けるコツ、丁寧にお教えします。
まとめ
「50ccがなくなる」のは少し寂しいですが、新基準のJOG ONEは「より安全に、より楽に」進化を遂げました。
免許証は今のままでOK。交通ルールも30km/h制限のまま。
普通免許を持っていれば誰でも乗れます。
でも、その走りの質はワンランク上の世界へ。
「実際の重さは?」「足つきはどう?」と気になった方は、ぜひお気軽にYSPまで遊びに来てください。
技術者の視点から、あなたにぴったりの一台をご案内します!