
前回までに、バイクの定期点検の重要性と注目すべきポイントについて説明しました。今回は、バイクの基本的なメンテナンス方法について解説します。
バイク 自分でするべきメンテナンス
1.洗車
バイクをきれいに保つということは、汚れを落とし美観を保つのはもちろん、腐食、錆を防ぎ、長期に渡ってバイクをよい状態に維持できるという利点があります。しかも洗車の際にネジの緩みや脱落を発見できたりという点検の意味合いもあります。
2.タイヤ空気圧調整
ゴムは空気をとおしてしまう特性があるため、タイヤの空気圧はパンクしていなくても徐々に抜けてきてしまいます。だいたい1か月に5%くらいの空気圧低下があるといわれているため、半年以上もほおっておけば半分くらいになっていることも珍しくありません。自宅に空気入れとエアゲージがあれば、マメに補充することができます。
3.チェーンの清掃、注油
ドライブチェーンはパワーを伝える重要な部品ですが、下回りにあるため汚れたり錆びたりしやすい部品です。時々は専用のチェーンクリーナーで清掃し、チェーンオイルで注油しましょう。なお一般的なバイクはシールチェーンのため、チェーン専用のものでないと逆にチェーンを痛めてしまいますので注意しましょう。
4.バッテリー、充電系統のチェック
バッテリーはテスターで直接電圧を測って12.6-12.8vくらいの電圧があれば大丈夫、またエンジン始動してエンジン回転をあげ13.2~v程度の電圧まであがれば大丈夫です。テスターがない、バッテリーにアクセスするのが難しい場合はセルスタートの音の回転の良しあしで判断、すこし弱いかなと感じるときは電圧がさがっていることが多いものです。最近のバイクはセンサー、燃料ポンプなどあらゆるものがバッテリーの電気を必要とするので注意したい部分です。
5.メンテナンスのスケジュール管理
経験値の少ないライダーがありがちなメンテナンスは、「自分のやりたいところばかりして、肝心なところはなにもできてない」という点だと思います。バイクの整備は多岐にわたるため、自分でできないこともあると思いますが、そういう部分も含めてそろそろ点検にだそうか、ここはそろそろ交換かな、というように計画をたてることも大事なメンテナンスのひとつなのです。
メンテナンスは自分でする?それともプロに任せる?
バイクのメンテナンスは自分で行うことも可能ですが、特に初心者の方にとっては、専門的な知識や技術が必要な場合もあります。また、自分で行うことで何か問題が発生した場合、その対処が難しいかもしれません。そのため、特に重要なメンテナンスは、信頼できるプロの手に任せることをお勧めします。自分でやったがために、取り返しのつかない破損、大きな出費につながるケースはたくさんあります。
プロに任せるメンテナンスの利点
プロに任せることで、以下のような利点があります。
- 確実なメンテナンス:プロのメカニックは専門的な訓練を受けているため、確実なメンテナンスを行うことができます。
- 時間と労力の節約:自分で行うと時間と労力がかかるメンテナンスも、プロに任せることでスムーズに進行します。
- 長期的な問題の予防:プロのメカニックは潜在的な問題を見つけ出す目も持っています。これにより、未然に問題を防ぐことが可能となります。
- 安心感:何か問題が発生した場合でも、プロのメカニックが対応してくれるので安心です。
バイクショップに入庫するためのポイント
バイクのメンテナンスをプロに任せる場合、信頼できるバイクショップを見つけることが大切です。ショップの評判を調査したり、他のバイク乗りの意見を聞いたりすることで、良いショップを見つけることができます。
また、入庫する際にはバイクの状態や気になる点をしっかりと伝えましょう。これにより、メカニックがより効果的なメンテナンスを行うことが可能となります。
次回は、信頼できるバイクショップの見つけ方について解説します。乞うご期待!