YSPの日常ブルーキャンプに行ってきた!YZ125最新モデルの進化とインプレッション

先日参加したブルーキャンプで、2026年、モデルチェンジして話題の「YZ125」に試乗してきました。
実際に走らせてみて、これまでのYZ125との違いや2ストロークならではの魅力をしっかり体感できたので、ここでまとめたいと思います。

ちなみに「ブルーキャンプ」とは、ヤマハYZシリーズの試乗会のことです!


■ 最新モデルの主な変更点

ヤマハのYZシリーズ全般、今回、単なるパワーアップではなく、扱いやすさと楽しさの両立を狙って改良を加えています。いくら速くても「乗りづらかったり」「扱いにくかったり」したら意味ないでしょ?というのが言いたいのかもしれません。どんなに高価な楽器を手にれても演奏できなかったら意味ないですものね。

ギターとか、ピアノとか・・うまく演奏するには演奏者に繊細な技術が要求されます。もうすこしだけ扱いやすければ、きっとうまくできるのに・・バイクの運転もそんな事情は同じ気がします。

YZ125の場合であれば・・

  • キャブレター燃料供給系の改良
    ジェットニードルの形状を変更 → スロットルレスポンスを自然に。
  • 燃料流量の見直し
    メイン/パイロット/パワージェットを刷新し、全域で安定。
  • 点火タイミング・吸気経路の改善
    後方吸気と合わせ、リニアなスロットル操作感を実現。
  • V-FORCE4リードバルブ採用
    吸気効率が高まり、全域で滑らかに。
  • チャンバー改良
    高回転の伸び+中低速の扱いやすさを両立。
  • サスペンション/ブレーキ強化
    安定性・追従性・制動力を大幅アップ。

■ 2017年式オーナーの私が感じた違い

私自身、2017年式のYZ125を今でも所有していますが、これは「よく回るけど軽い」という印象でした。これはこれで納得していましたが、泥の深いところ、砂など抵抗のある場所では少し頼りない感じがします。


それが数年前(2022年)、大幅変更モデルになり、外車に負けないパワーを、ということなのでしょうが、キャブもケイヒンPWKになったりとでパワフルになりました。ですが「トルクは出たけど加速でなんか引っかかる」感覚があり、少し扱いづらさも…。気持ちよさが少し足りない気がしてました。

ところが今回のモデルは、

  • その違和感が解消され、気持ちよく回るのに扱いやすい
  • 4ストほど構えずに楽しめる絶妙な仕上がり

という印象で、思わず笑顔になってしまいました。


■ 2ストだからできる楽しさ

ライバルの海外メーカーではインジェクションの2ストも登場していますが、実は2ストをインジェクション化するのは非常に難しく、狙った性能を思うように引き出せない事情があるとも言われ、実際いまのところそういう評価なのだそうです。


そのため、ヤマハはあえてキャブレターを採用し、シンプルさと確実な性能を両立。結果として、扱いやすく楽しめるマシンに仕上がっており、そのあたりが評価されて最近はよく売れているのだそうです。

あえてキャブ、だったり、あえてワイヤークラッチだったりというのは、道具としては扱いやすさも大事でしょうというのがヤマハの考えなのでしょう。

さらにYZ125を使用した「ブルークルーカップ」は世界中で開催され、未来を担うモトクロスレーサーが走る2スト125レースの盛り上がりは広がりを見せています。
そして何より――価格はだいぶお手頃ですしね。

「キャブレターだと気候や標高ごとにセッティングが難しいのでは?」と心配される方もいるかもしれませんが、YZシリーズは案外神経質ではなく、パーツなどをノーマルで乗る限りはそれほど心配はいりません。そのまま乗っててもかぶったり、焼き付いたりということはほぼないと思います。

つまりYZ125は、気軽に2ストの楽しさを味わえる稀有な存在となっているのです。


■ 初めてのオフロード競技モデルにもおすすめ

「2ストは難しいのでは…」と思う人も多いですが、最新のYZ125は驚くほど扱いやすく進化しています。
軽快さと反応の良さは、むしろオフロードを学ぶのに最適。

初めて競技モデルに挑戦するライダーにもおすすめできる1台です。

そもそも4ストであれ、2ストであれ、「狙ったパワーバンドをキープして走らせる」ということについては同じこと。4ストの方がむしろ、トルクの使用範囲が多少幅広いため、間違った解釈(使用してはいけない低い回転域ばかり使う)で走らせがちになるという部分もあるくらいです。加えて軽い、始動がたやすいなどを考えれば125のメリットは考えるよりずっと多いかもしれません。


■ まとめ

ブルーキャンプで体感した最新YZ125は、

  • 扱いやすさと回転の気持ちよさを両立
  • キャブならではの楽しさを再発見できる仕様
  • 初心者からベテランまで笑顔になれる完成度
  • しかも価格も手が届きやすいのが嬉しいポイント

「2ストはまだまだ現役」――その事実を改めて実感させてくれるマシンでした。

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