SR400キックスタートを解説
私も大好きなバイクSR400ですがキックでエンジンをかけれるか心配している方が多いですよね。
今回はバイクの事がまったくわからなくてもSR400のエンジンがかけれるようにキックスタートのやり方を説明します!
まずは確認から
最初にすることはそのバイクがエンジンをかけれる状態かを確認することです。確認する箇所は2か所。
1箇所め
バイクに乗って左側のタンクの下にある燃料コックの確認です。

この状態だとOFFになっておりタンクからガソリンが流れないためエンジンをかけることができません。まずは燃料コックをONにします。

下向きの状態だとガソリンがタンクからガソリンポンプに流れエンジンをかけれる状態になります。
2箇所め
次にハンドルの右側にあるキルスイッチの確認です。キルスイッチとは転倒時にメインキーを触らなくてもエンジンを切ることのできる安全装置の一つです。SRの場合はこれ↓

赤いラインがOFFの方を向いている状態だとエンジンがかかりません。赤いラインをRUNの位置に回します。

この状態でエンジンをかけれるようになりました。
確認が終わったらメインキーをON

普段はメインキーがOFFの状態になっています。これを右に回してキーをONにします。

キーをONにすると左側のメーターにあるランプが黄色く点灯し左側のサイドカバーからウィーンと音が鳴ります。
音が鳴りやむのと同時に黄色のランプも消灯します。このタイミングでキックを始めていきます。※ここ重要

この状態ですね。緑色のNランプ(ニュートラルランプ)が点灯していることも確認してください。立ちごけの原因になります。
ここからキックスタート

①バイクに跨りキックペダルを出します。
②キックペダルを少し踏むとペダルが固くなる位置があるのでそこでストップ

これ以上は軽く踏んだだけだと動きません。
③ハンドルの左下にあるデコンプレバーを握る


このレバーを握ります。
④デコンプレバーを握った状態でキックペダルをゆっくり踏みながらエンジンの右上にあるキックインジゲーターを確認。



穴をのぞき込み二枚目の写真の状態からシルバーのマークが出るまでペダルを踏みます。
⑤シルバーのマークが出たらデコンプレバーを離しキックペダルを元の位置まで戻します。

最初のこの状態に戻します。足を軽く離すと勝手に戻ります。
⑥前に蹴る感覚でキックペダルを一気に踏み下ろす。
とエンジンがかかります。

この時、最後までしっかりと踏み下ろすように蹴ります。
ステップにキックペダルを蹴り当てるように蹴ってください。
慣れてくると感覚だけで一発始動ができるようになります。なれるまではしっかりと今の手順で練習しましょう。
この手順を覚えれば簡単にキックスタートができるようになります。
購入前にキックスタートができるか不安な方はYSP大分のスタッフが優しくお教えしますので気軽にお問い合わせください。