往復2000キロ 3泊4日の年末旅

社長の河野です。昨年の年末のお休みにヤマハコミュニケーションプラザに行ってきました。大分県からだとヤマハ本社のある静岡県の磐田市に行くには交通の便があまりよくなくて、そのため過去一度も行ったことがありませんでした。それだけにいつかは自分も行ってみたいと常々思っていたのです。それを実現する機会ができました。
今回は2回の車中泊により現地到着。12/29の2021年最終営業日に入館することができました。ちなみに中は写真撮影もOK(入館無料)なのです。

入ってすぐのところにバイクの部品を組み合わせて作ったアルコール消毒の機械がありました。
どんな部品が使われているかのクイズもこちらで楽しむことができます。バイクショップレベルでも交換した部品を使ってなにかを作って遊ぶなんてのはあったりするのですが、こちらは使っている部品(新品??)の値段で考えるとなかなか高額なものになりそうでした。

入った正面にはまだ国内リリースされていないモデル MT-10SPの2022年モデルがあります。リリースされていない・・本当は見せられないバイクなんですよね。
もちろん日本全国でここだけ。こういったものが展示されていたりするのもコミュニケーションプラザの見どころのひとつなのですね。

こちらはYSPで絶賛予約受付中のエクスクルーシブモデル(※YSPでしか買えないモデル)YZF-R7。
こちらもまだ日本では発売日になっていないもの。来館者の注目を集めていました。

昨年2021年のMotoGpワールドチャンピオンを獲得したYZR-M1。こちらがファビオ・クアルタラーロ選手のパネルとともに展示されていました。
右側のカラーはヤマハが世界選手権に挑戦をはじめてから60周年、を記念したスペシャルカラー。そんな節目の年にワールドチャンピオンを獲得なんて、2021年はヤマハにとって本当に記念すべき年になりました。

4輪も展示されています。すでに有名な話ですが過去の名車トヨタ2000GTのエンジンはヤマハが作ったものです。
それ以外にもヤマハが製造しているエンジンは多くあります。発動機の名の通り、世界一の自動車メーカー「トヨタ」にとってもヤマハは頼もしいエンジン開発パートナーのひとつなのです。

はじめてヤマハが作ったオートバイ、YA-1をテーマにした展示コーナーもありました。
もともと飛行機のプロペラやピアノなどの楽器を作っていたのですが、当時の川上源一社長の号令によりバイク製造メーカーとしてのスタートを切りました。

そのYA-1を使い浅間火山レースなどのレースへの挑戦も始まりました。当時のレースを走るスペシャルバイクはこんな仕様。
まるでアメリカンのようなアップハンドルと独特の形状のシートが印象的です。そしてタイヤはブロックパターン。当時のコースは未舗装路だったからです。

かつての名車たちも多く展示されていました。こちらグリーンが映えるバイクはGT50「ミニトレ」です。
50㏄という手軽な排気量、バイク人生のスタートがこのバイク、という人も世代によっては多いはずです。懐かしいですね。

こちらはXS650、650㏄の二気筒エンジン、SR400にもつながるきれいなデザインはいまだに多くのファンがいらっしゃいます。
この年代のヤマハ車は非常にバイクらしい、美しいデザインだとあらためて思いました。

過去のレ-ス用マシンも。こちらは個人的に気になった1987年式YZ125。リアディスクブレーキですが、市販車は1987年式はリアドラムブレーキでした。1988年式からディスクになりました(自分が乗っていたのでよく覚えています)

当時の市販バイクベースで作られているファクトリー車だけに「そういえばこうだった、懐かしい」という部分と「ファクトリーはこんなパーツが使われていたんだ!」という新発見、古きを訪ね新しきを知る、ではないですがちょっと不思議な気がしました。

先日引退したバレンティーノロッシ、彼を記念しての特別展示も開催されていました。ロッシがヤマハに来たのが2004年。その初年度にチャンピオン獲得という快挙を成し遂げました。
ちなみにYSP大分がスタートしたのが同じこの2004年。前年まではかなり苦戦していた記憶のあったロードでのワールドチャンピオンにロッシの凄さを実感し、自分のお店のスタートに重ね合わせた記憶があります。

さて3階にはちょっとした休憩スペースがあります。このようにバイク雑誌などが置いてある落ち着いた場所。プラモデルが置いてあったりバイクの絵本などもあったりしてバイク好きには落ち着く空間です。
本来は隣にドリンクを提供するカフェなどがあるそうなのですが、このご時世、残念ながら営業はしていませんでした。

そこの中央には懐かしのパッソル、パッソーラが展示されていました。女性でも気軽に乗れるスクーターの登場は、のちに年間出荷300万台といわれたバイクブームへとつながっていきます。
細くて軽そうな車体は今あっても売れるんではないかという気がします。移動手段として洗練された無駄のない機能とデザインが爆発的な支持へとつながったのでしょう。

ここには模型もたくさん展示されていました。どれもきれいな仕上がり。こちらはモノクロス仕様のYZ250ですね。
タミヤからかつて販売されていたのは知っているんですが、今はなかなか手に入らないようです。欲しいかも。

こちらは鈴鹿8耐優勝記念のR1の模型。カウル下側にYSPのステッカーまで緻密に再現されていますね。再現力が素晴らしい。
久々にプラモデル、作ってみたくなっちゃいます。

さてこの日は年内最終営業日ながら年末のお休みになっている方も多いのか、バイクで来場されている方も多いようで駐車場にはツーリングらしきバイクも見られました。。
茂木のホンダコレクションホールと同様、たっぷり時間を使うなら1日いても飽きそうにない場所ですね。駐車場もたくさんあるので、もし近県の方で行ったことのない方はツーリング先としてもおすすめな場所ですよ。
ここコミュニケーションプラザ、私たちの住んでいる大分からは距離にして約1000キロ。さすがにツーリングで気軽に来るというわけにはいきませんが、時期によって展示内容も変わるようなので、近くに来る機会などあればぜひまた来たいと思いました!