長湯温泉 ラムネ温泉館 レンタルバイクで立ち寄りたい日本一の炭酸泉

大分県といえば「おんせん県」を名乗るくらい各地に温泉がありますが、当店から比較的近い30分くらいの場所にあるのが長湯温泉です。
こちらは炭酸泉で、いまでこそスーパー銭湯などに炭酸を混ぜた炭酸泉のコーナーがあったりしますが、こちらは天然の炭酸泉です。その炭酸の濃度は日本一であり、世界でも有数のものとされています。
ここは源泉の温度が32度と低温でぬるいですが、炭酸が入っていると湯冷めしにくい効果があり、そのため長時間入っていることができる・・ということから「長湯」という名前がついたのだそうです。

その長湯にある「ラムネ温泉館」をご紹介します(※場所などはリンクからご確認ください)
ラムネ温泉のキャラクターはこのようにほのぼのしたもの。イラストレーターでありエッセイストの南伸坊さんによるユルユルのキャラクターだそうです。
場所は直入町、大分市内より421号線を通って行くと途中にサーキットSPA直入もありますよ。走行会やレースなども開催される九州のライダーがなにかとお世話になっているサーキットです。
もちろんサーキットを走らなくとも、道中は山中を駆け抜けるルートなのでツーリングにもおすすめなのです。

長湯温泉は大分市内からわりあい近く、バイクなどでは行きやすい立地ですが、逆に言えば電車がまったく通っていない場所なので、自分で運転していく以外にたどり着くすべがない(最寄り駅からバスはあるようですが、かなり時間がかかる)ようです。
それが同じ大分県の温泉観光地、別府や湯布院に比べるとメジャーな感じはしない理由なのかもしれません。

ちなみにラムネ温泉館は「大丸旅館」の外湯です。大丸旅館の創業は大正時代、100年近い歴史がありこの地域でも最も古くからある旅館。歴史の中で数々の著名人が訪れています。ラムネ温泉館は旅館宿泊のお客様は無料で入れます。
こちらの温泉、内風呂の「にごり湯」こそ温度はそこそこの温かさですが、外の露天風呂は温水プールのようにぬるいのです。
これに長~く入って効果を期待するのがここの温泉のよさ。炭酸は強く、顔を洗うと少しピリピリするくらい。これは肌に良い効果もあるそうです。

ちなみにシャンプー、石鹸は温泉の性質上、浴室にはなく、それらを使う場合はサウナ横のシャワーでのみ自分で持ってきたものを使います。
温度の低い露天風呂につかりつつ、体にまとわりつく炭酸の泡を楽しむ。
寒くなったら併設されてるサウナにはいったり、にごり湯とで交代浴をするとよいそうです。


温泉というと年齢層の高い利用者(地元の方など)が中心であることが多いのですが、ここはわりと若い利用者の方も多く、その人気がうかがえます。
電車がこの町にはないにも関わらず利用者が多いのは人気の高いグッズなどの評判か、炭酸泉ならではの効能なのか?・・・ともかく何度でも通いたくなる雰囲気のある温泉であることは間違いないと思います。

さてこちらの利用料金は大人500円・小人200円、貸切湯:2,000円/60分となっています。
すぐ横には川が流れており、夜は蛙の声が聞こえる静かな場所、日常から離れることのできる温泉だと思います。
大分県でYSP大分からレンタルバイクご利用の方、当店から比較的距離も近いのでツーリングの行きか帰り、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょう。